株式会社沖縄銀行(おきなわぎんこう、英: The Bank of Okinawa,Ltd.)は、沖縄県那覇市久茂地に本店を置く地方銀行であり、沖縄フィナンシャルグループの完全子会社である信託会社と同時運営の地方銀行である。
概要
1956年6月、地元財界の実力者である国場幸太郎(国場組創業者)、大城鎌吉(大城組創業者)、宮城仁四郎(琉球たばこ、宮古製糖社長)、稲嶺一郎(琉球石油創業者)らが主導して設立された。沖縄銀行は、琉球銀行とともに隔年で県指定金融機関の委託を受けているほか、県内の自治体でも金融機関に指定されることが多い(他の金融機関と交代することもある)。1956年(昭和31年)に地銀協の加盟行として沖縄銀行が設立され、新元号となったが、当時の沖縄県はアメリカの占領下にあり、いわゆる「戦後地銀」制度で設立されたわけではなかった。日本格付研究所から「A+」(シングルAプラス)の評価を受けている(2023年5月8日現在)。小売部門を強化し、全国初の3大疾病保障付き住宅ローンや中小企業向けローンなどを発売。また、一部のローン(証書ローン型)商品を利用する際には、店内で日本赤十字社の献血手帳や完走(歩行)証明書を提示すると、「頑固な優遇」と呼ばれる最大2%の優遇金利サービスを受けることができます。また、現在も信託業務の運営が認められており、「金銭信託が緩い」商品が販売されています。
近年、支店の新設移転(例:小支店)を積極的に行い、合併により無人化していたATM店を再人間化(例:豊見城支店豊見城団地出張所→豊見城団地支店→閉鎖・無人化→豊見城支店豊見城出張所再開設)し、また、マルチメディア端末(MMK)「うちな〜ネット」を増設して共同ATMを計画するなど、店舗の統合を再び進めている(前述のように豊見城出張所も豊見城支店内に移転)。
現在残っている県外店舗は東京支店(東京都中央区日本橋本町)のみ。過去には大阪支店も設置されていたが、廃止されている。